小型電卓の開発で知られる元シャープ副社長の佐々木正が1月31日午前1時19分、肺炎のため死去した。102歳だった。 小型電卓開発では省電力のIC、表示装置として液晶を採用。シャープの中核事業の液晶技術の礎を築いた。ライバルのカシオ計算機との「電卓戦争」を陣頭指揮した。