大卒内定率、過去最高の91% 採用意欲高まる 2月1日時点 印刷
2018年 3月 19日(月曜日) 21:29

厚生労働、文部科学両省は16日、今春卒業する大学生の2月1日時点の就職内定率が前年比0.6ポイント上昇の91.2%となり、過去最高を更新したと発表した。上昇は7年連続。「景気の回復基調が続き、企業の採用意欲が高まっている」(厚労省若年者・キャリア形成支援担当参事官室)という。地域別では中部が1.5ポイント上昇の93%となったほか、関東、近畿、北海道・東北も90%を超え、中国・四国を除く5地域で比較可能な2000年以降の最高を更新した。中国・四国は2.0ポイント低下の84%。大企業が少なく、地元企業の採用時期が遅いことなどが影響したとみられる。