東芝の4─6月期純利益は1兆円超、メモリ売却で 既存事業は苦戦 印刷
2018年 8月 13日(月曜日) 10:24

8日、東芝が発表した2018年4─6月期連結決算は純利益が前年比20.2倍の1兆167億円となった。メモリー事業の売却が利益を押し上げ、四半期として過去最高を更新した。ただ、本業の儲けを示す営業利益は急減しており、メモリー事業に代わる柱の育成が急務となっている。メモリー事業の売却益は9655億円だった。売上高は前年比7.3%減の8422億円だった。ランディス・ギアの連結除外や火力・水力事業の減収が響いた。