JR山陽線全線開通 約3か月ぶり 印刷
2018年 10月 16日(火曜日) 19:26

西日本豪雨や台風の影響で一部で不通が続いていたJR山陽線が13日、約3か月ぶりに全線開通した。山陽線は中国地方の東西を結ぶ物流の大動脈。被災後、JR貨物が利用していた日本海沿岸の山陰線の迂回うかいルートなどが解消され、JR貨物全体の輸送量は、豪雨前の9割まで回復した。山陽線は7月の豪雨で各地の路線が寸断。復旧作業後の9月30日に全線開通する予定だったが、台風24号の影響で山口県の柳井―下松駅間で土砂が流れ込み、延期されていた。