JR北海道、地震影響で赤字転落13年ぶり 印刷
2018年 11月 13日(火曜日) 18:46

JR北海道は9日、2018年9月中間連結決算を発表した。北海道地震の影響で鉄道やホテルなどの業績が軒並み悪化し、中間決算としては13年ぶりに最終利益が11億円の赤字に転落した。通期の業績見通しも下方修正し、過去最悪となる175億円の最終赤字を見込んだ。中間決算の公表を始めた00年度以降で、最終利益が赤字になるのは2回目。台風や地震の影響で9月は前年の10倍近い7743本の列車が運休し、ホテルの宿泊予約のキャンセルも相次いだため、営業収益は前年同期比34億円減の828億円にとどまった。