日産株主総会、「暫定経営体制」に厳しい声  印刷
2019年 4月 11日(木曜日) 09:41

日産自動車は8日、東京都内で臨時株主総会を開き、カルロス・ゴーン元会長とグレッグ・ケリー氏の取締役解任と仏ルノー会長のジャンドミニク・スナール氏の取締役選任を決めた。指名委員会等設置会社として、社外取締役が取締役会議長を務めるようになるまで、西川広人社長兼最高経営責任者(CEO)が取締役会のトップを務める「暫定経営体制」が認められたとはいえ、ゴーン元会長の「暴走」を許した経営責任を問う株主からの厳しい声も出た。