新紙幣で特需1.6兆円 ATM改修、銀行界には負担 印刷
2019年 4月 11日(木曜日) 09:47

2024年度上半期に予定される新紙幣の発行は、現金自動預払機(ATM)や自動販売機の改修・更新などを通じて関連業界に1.6兆円の特需をもたらす見通しだ。第一生命経済研究所の永浜利広首席エコノミストの試算によると、新しい1万円札、5千円札、千円札と、500円硬貨の発行に伴う原材料やインクなどの需要で6114億円、機械の改修と買い替えでATMメーカーに3724億円、自販機メーカーに6064億円と、計約1.6兆円の特需が発生する。

最終更新 2019年 4月 11日(木曜日) 09:47