スズキ、200万台リコール 費用800億円見込む 印刷
2019年 4月 15日(月曜日) 18:49

スズキは12日、出荷前の自動車や二輪車の検査データの改ざんに関する調査報告書を国土交通省に提出した。それによると、国の指摘で昨秋に発覚した自動車の排ガスや燃費の測定データの改ざんに加え、ブレーキなど安全性能にかかわる検査での不正や、無資格の検査員が単独で最終検査をしていたことが新たに判明。初回の車検を受けていない対象車について、今後リコール(回収・無償修理)を国交省に届け出る方針。対象は約200万台で、費用は800億円程度にのぼる見通しだ。