連合は5日、2019年春闘の最終集計結果を発表した。基本給を底上げするベースアップ(ベア)の金額は平均1560円(前年1605円)となり、3年ぶりに前年を下回った。米中貿易摩擦を背景に世界経済の不透明感が高まり、電機大手などでベアが抑えられたのが理由。定期昇給を含めた月例賃金の引き上げ率は、全体で2.07%と前年と同水準だった。