アジアの玄関口、正念場 米デルタ航空が撤退 成田空港 印刷
2019年 8月 19日(月曜日) 09:22

米デルタ航空が2020年3月、アジアのハブ(拠点)と位置付けてきた成田空港から撤退し、羽田空港に日米路線を集約する。東京五輪・パラリンピックに向けて都心上空を通過する新ルートの運用開始を機に、羽田が国際線受け入れ体制を拡充するためだ。都心に近い利便性から海外航空各社の成田発着便の見直しにつながる可能性もあり、アジアの玄関口としての地位を維持できるか正念場を迎えている。