東京電力やJR本州3社、算定がすすむにつれ損失拡大も 印刷
2019年 11月 05日(火曜日) 16:38

今秋、相次いだ台風被害で電力会社や鉄道会社は巨額の損失を計上した。台風15号に関連しては東京電力ホールディングスが千葉県を中心に送電網が被災。115億円の損失を計上。JR東日本も27億円の損失を計上した。台風19号に関連してはJR東日本が計画運休による減収だけで70億円、水害で長野市内の車両基地に留置されていた新幹線車両8編成が水没。全車廃車となれば損失は118億円にのぼる。JR西日本も運休などで29億円の減収、北陸新幹線車両2編成も水没したため全車廃車となれば30億円の損失。JR東海は計画運休で新幹線約400本が運休。約30億円の減収になった。