銀行出資規制の「5%ルール」緩和を検討、中小企業の再生支援 印刷
2012年 8月 02日(木曜日) 16:48

金融庁は、銀行による企業への出資比率の上限を5%とする「5%ルール」の緩和を検討すると各紙が報じた。中小企業などの再生支援に向け、銀行が資本性資金を供給しやすくする。ベンチャービジネスの育成や中小企業の事業再生の支援に主眼を置いており、中小企業金融円滑化法の期限が来年3月に切れた後も事業支援をしやすくする制度整備の一環でもある。来年の通常国会で改正法案を提出し、2014年度までの実施を目指すという。