シャープ、国内外で5千人削減へ 業績悪化で希望退職 印刷
2012年 8月 02日(木曜日) 16:49

シャープは2日、国内外のグループ企業の従業員約5千人を希望退職の募集などで2012年度中に削減する方針を固めたと各紙が報じた。液晶テレビ事業などの不振により大規模な人員削減が避けられないと判断した。シャープが希望退職を募集するのは1950年以来となる。これまで役員報酬の削減幅は10~30%だったが、経営責任を明確にするため、削減の割合を20~50%に拡大する。国内外の連結対象企業の従業員約5万7千人(6月末時点)が削減の対象となるという。