振り込め詐欺 通話識別 モニター宅で実証実験 岡山県警開始 印刷
2012年 8月 06日(月曜日) 18:17

声の調子や言葉をもとに振り込め詐欺の通話を識別する解析技術の実証実験を、全国で初めて岡山県警が3日始めたと各紙が報じた。通話内容を電話に取り付けた機器が自動的に分析し、詐欺の可能性があれば警告するという、開発されたばかりの新技術。実験に協力するモニターからは「人手をかけずに被害を減らせるかも」と期待の声が上がっている。解析技術は今年3月、富士通と名古屋大が開発。研究に関心を持った県警が社会実験の場を提供したという。