JA全農、三菱商事と太陽光発電 国内最大級 印刷
2012年 8月 07日(火曜日) 17:05

全国農業協同組合連合会(JA全農)と三菱商事が全国の農家やJA関連施設の屋根にソーラーパネルを設置し、電力会社に電力を売却する太陽光発電事業に参入することになったと各紙が報じた。全国にネットワークをもつ企業や団体が自前の関連施設の屋根を使い、全国横断的に太陽光発電に取り組むのは初めて。2014年度末までの3カ年で、国内最大級の最大出力20万キロワットを目指すという。JA全農の参入は、ビジネスとしての太陽光発電の実現性の高さを物語っており、再生可能エネルギーの普及に弾みがつきそうだ。国内の太陽光発電としては、ソフトバンク子会社の「SBエナジー」が「全国の複数拠点で合計20万キロワット以上」の発電を検討中と表明している。