シャープ株、38年ぶり安値 鴻海の出資見直しへ |
2012年 8月 07日(火曜日) 17:07 | |||
各紙によれば6日の東京株式市場でシャープ株が一時176円まで値を下げ、1974年11月以来38年ぶりの安値を付けた。同社が再建に向け出資を受ける台湾・鴻海精密工業グループとの資本提携の内容見直しは避けられない状況だという。シャープは台湾の鴻海精密工業に増資の引き受けを要請し合意しているが、8月3日時点でシャープの株価は3月に合意した第三者割当増資の発行価格(1株550円)を65%下回る水準に低下。それもあって、同日に鴻海が出資条件について見直すことで両社が合意したと発表した、とされる。
|