金融円滑化法による貸付条件変更後の倒産が倍増 2012年上半期 印刷
2012年 8月 09日(木曜日) 19:03

東京商工リサーチが発表した2012年上半期(1-6月)の中小企業金融円滑化法に基づく貸付条件変更利用後の倒産企業件数は前年同期の2.1倍の106件と倍増した。前年同期は50件だった貸付条件変更利用後の倒産件数は、106件となった。2011年7月以降、12カ月連続で前年同月を上回っており、倒産件数は高水準で推移している。産業別では、建設業が29件で最も多く、全体の3割近くを占める。次いで製造業の27件、卸売業の19件、サービス業他の13件、小売業の9件と続くという。