新日鉄、豪州鉄鋼最大手ブルースコープと合弁へ 印刷
2012年 8月 13日(月曜日) 15:45

新日本製鉄は13日、豪州鉄鋼最大手のブルースコープ(BSL)と合弁会社を設立し、東南アジアや米国で建材向けの薄板事業を強化すると発表したと各紙が報じた。合弁会社は資本金約11億ドル(約860億円)で、新日鉄グループとBSLが50%ずつ出資する。合弁会社の業務は、BSLが東南アジア4か国と米国で進めているメッキ鋼板事業と塗装鋼板事業が主な対象になる。新日鉄は合弁会社に鋼板の原板を供給し、需要が増えている東南アジアでビジネスを拡大する。将来的には家電分野での鋼材生産も検討するという。

最終更新 2012年 8月 15日(水曜日) 15:46