販売電力、2カ月連続マイナス 家庭用の減少幅、過去最大 7月 印刷
2012年 8月 21日(火曜日) 00:00

電気事業連合会が20日発表した7月の電力需要実績(速報)によると、電力10社の販売電力量の合計は前年同月比6.3%減の684億8200万キロワット時と、2カ月連続でマイナスとなったと各紙が報じた。前年に比べ気温が低めに推移し、冷房需要が減ったほか、家庭や企業の節電も影響した。家庭用は12.4%減の194億1000万キロワット時と、7月としては過去最大のマイナス幅を記録した。産業用大口電力は1.8%減の237億3600万キロワット時と2カ月連続で前年を下回った。