古河スカイと住友軽金属、来秋に経営統合 印刷
2012年 8月 30日(木曜日) 16:42

アルミ圧延品最大手の古河スカイと同第2位の住友軽金属工業は、来年10月に経営統合することで基本合意したと各紙が報じた。今後、公正取引委員会など関係当局の審査・承認を経て正式決定する。日本国内では、今後アルミ圧延品の需要が減少していくことが予想される一方、世界市場ではアルミ圧延メジャーなどとの競争激化、アジアをはじめとする新興国の台頭などが見込まれ取り巻く環境は厳しさを増している。このため国内トップ2社が経営統合することで互いの技術やノウハウを統合。最適生産態勢の構築やグローバル展開、経営資源の有効活用などで持続的成長を実現しながらメジャーの仲間入りを目指すという。