シャープ、2960人が希望退職 募集人数上回る 印刷
2012年 11月 21日(水曜日) 19:28

シャープは20日、希望退職により2960人が12月15日付で退社すると発表したと各紙が報じた。募集人数2千人を大きく上回る規模となった。割増退職金などの費用は約253億円。11月1日に公表した2013年3月期連結業績予想に既に織り込んでいる。シャープは液晶テレビ・パネル事業の不振で、13年3月期の連結純損益が4500億円の巨額赤字を見込むなど深刻な経営不振に陥っている。希望退職の実施により固定費を削減し、損益の改善につなげる。