パナソニックとソニー、初の投機的 業績不振受け格下げ フィッチ 印刷
2012年 11月 23日(金曜日) 00:00

格付け大手のフィッチ・レーティングスは22日、業績不振に陥ったパナソニックとソニーの格付けをいずれも投機的水準に引き下げたと発表したと各紙が報じた。両社とも投資適格で最下位の「トリプルBマイナス」だったが、パナソニックは2段階格下げの「ダブルB」、ソニーは3段階格下げの「ダブルBマイナス」とした。大手格付け会社から投機的とされたのは、いずれも初めてとみられる。投機的に格付けされると、投資家が社債や株式などの購入に慎重となるため、資金調達の環境が一段と悪化する。