日銀副総裁、追加金融緩和に言及 「果断に対応」 印刷
2012年 12月 06日(木曜日) 00:00

各紙によれば日銀の西村副総裁は5日、新潟市で記者会見し、日銀が9、10月と2カ月連続で実施した追加金融緩和に触れ、「それで十分なのか、きちんと検討する」と述べ、19~20日に開く金融政策決定会合で、望ましい経済や物価の見通しが実現できないと判断した場合には、さらなる対応を取る可能性に言及した。副総裁は5日の講演でも「適切かつ果断な対応を取る用意がある。新しい手法も駆使しながら、強力に金融緩和を推進していく」と語った。国内景気の先行きは「下振れ方向のリスクをより強めに見る方が正しい姿」と警戒感を示した。