10月の機械受注2.6%増 3カ月ぶりプラス 基調判断は4カ月ぶり下方修正 印刷
2012年 12月 13日(木曜日) 18:02

内閣府が12日発表した10月の機械受注統計(季節調整値)によると、民間設備投資の先行指標となる「船舶・電力を除く民需」の受注額は前月比2.6%増の7044億円で、3カ月ぶりに増加した。ただ、4~6月期、7~9月期と2四半期連続で実績が大幅なマイナスだったことから、内閣府は受注動向の基調判断を前月の「一進一退で推移している」から「わずかに増加したものの、弱含んでいる」に下方修正した。判断の引き下げは6月以来4カ月ぶり。