IHI新開発の多用途エンジン、米当局の認証取得 3年後に5万台販売 印刷
2012年 12月 18日(火曜日) 00:00

IHIとIHIシバウラは17日、新開発の多用途ディーゼルエンジンが米国環境保護局(EPA)に認証されたと発表したと各紙が報じた。多用途エンジンがEPAの認可を得たのは国内メーカーでは初めてという。新たに開発したエンジンは燃焼室の形状や過給機などを改良し、排気中のススを取り除くためのフィルターを不要にしたタイプで、フィルターの取り換えなどがいらなくなった。新型エンジンは建設機械や農業機械、発電機などと幅広く対応可能で、3年後に5万台の販売を目指すという。