三井住友FG、純利益は過去2位の高水準 4~12月期 印刷
2013年 1月 31日(木曜日) 00:00

三井住友フィナンシャルグループが30日発表した2012年4~12月期決算は、純利益が5504億円と、過去2番目の高水準になったと各紙が報じた。昨年末にかけての株価の上昇で、保有株の評価損が大幅に減ったことが利益を押し上げた。9月末時点で1328億円だった株式の評価損は、12月末には673億円に減った。グループ中核の三井住友銀行で海外向けの貸し出しが伸び、残高が過去最高の1460億ドル(約13兆1400億円)となったことや、子会社SMBCコンシューマーファイナンス(旧プロミス)が黒字に転換したことも、利益増につながったという。