東電、赤字1200億に下方修正 燃料費高騰で 印刷
2013年 2月 06日(水曜日) 00:00

東京電力は4日、2013年3月期連結決算の業績予想を下方修正したと各紙が報じた。税引き後利益の赤字は1200億円と、昨年10月時点の予想(450億円の赤字)から大幅に悪化する見通しだ。原子力発電所の長期停止に伴って火力発電用燃料が増えたうえ、円安で輸入にかかる費用もふくらんだ。同日発表した12年4~12月期連結決算では、税引き後利益は22億円の赤字と、前年同期(6230億円の赤字)から大幅に圧縮した。電気料金値上げや資産売却などの効果があったという。