「東京商品取引所」がスタート 工業品と農産物を先物取引 印刷
2013年 2月 13日(水曜日) 00:00

東京工業品取引所は12日、東京穀物商品取引所から引き継いだ農産物などの先物取引を開始したと各紙が報じた。同時に「東京商品取引所」と名称を変更した。前週末の8日に最後の取引が行われた東穀取から大豆、小豆、トウモロコシ、粗糖の4商品を移管。これで、東商取の扱う先物は従来の金やゴムなどと合わせて17に拡大した。東商取の江崎格社長は「商品版の総合取引所としてスタートした。農産物市場の活性化は日本経済にとっても重要で、市場振興に最大限の努力をしていく」と強調した。