鉱工業生産、2か月連続上昇 乗用車の生産好調 印刷
2013年 3月 01日(金曜日) 00:00

経済産業省が28日発表した1月の鉱工業生産指数(速報値、2005年=100、季節調整値)は、前月比1.0%増の89.7と、2か月連続で上昇したと各紙が報じた。このところの円安や、世界経済の回復などを背景に、国内や欧州向けの普通乗用車の生産が好調だった。基調判断は「下げ止まりの兆しがみられる」から、「下げ止まり、一部に持ち直しの動きがみられる」に上方修正した。生産は、全16業種のうち9業種で前月より上昇した。普通乗用車を含む「輸送機械工業」が6.8%増と2か月連続の上昇となったほか、「鉄鋼業」が6.6%増、「情報通信機械工業」が4.8%増だった。