女性活躍の「なでしこ銘柄」に花王など17社 印刷
2013年 3月 01日(金曜日) 00:00

東京証券取引所は26日、東証1部に上場する約1700社の中から女性を積極的に活用している企業17社を選び、「なでしこ銘柄」として発表した。東証は今後、「なでしこ銘柄」の株価指数を作り、これに連動する上場投資信託(ETF)の商品化も検討する。女性役員の登用実績や育児休業の取得実績、経営効率を示す自己資本利益率(ROE)などを基準に選定した。グループ会社を含めた国内での女性管理職比率が9.6%(2011年度)に上る花王や、フレックスタイム制度を導入している東レなどが選ばれた。東証によると、女性役員の比率が高い企業は経営指標が良いとの報告もあり、投資家にとっても魅力的な銘柄となる可能性があるという。