昨冬の賞与、4年連続マイナス 過去最低を更新 印刷
2013年 4月 03日(水曜日) 00:00

厚生労働省が2日発表した毎月勤労統計調査(従業員5人以上)によると、2012年冬の賞与は前年比1.5%減の36万5687円で、統計を取り始めた1990年以降の最低額を4年連続で更新したと各紙が報じた。厚労省は「欧州債務危機に伴って円高が進み、製造業を中心に輸出関連企業の業績が伸び悩んだことが響いた」と分析している。業種別では、建設業が14.0%減、飲食サービス業が7.1%減と大幅に落ち込んだという。