40年超す原発の運転、特別点検が条件 規制委が方針 印刷
2013年 4月 04日(木曜日) 00:00

原子力規制委員会は3日、40年を超えて原発を運転する例外規定を適用する際に特別な点検を電力会社に求める方針を決めたと各紙が報じた。原子炉圧力容器の劣化状況などの点検を実施し、安全性を確認する。規制委によると、特別な点検は原子炉圧力容器や原子炉建屋などのコンクリートなどが対象。鋼材の劣化状況を超音波探査で調べたり、コンクリートの強度などを確認したりする。電力会社が点検し、規制委が問題ないかを確認する。運転延長するにはさらに、最新の安全基準を満たすバックフィットに適合していることが条件。