日銀、資金供給2年で2倍に拡大 黒田総裁が新政策へ転換 印刷
2013年 4月 05日(金曜日) 00:00

日銀は4日、金融政策決定会合を開き、市場の資金量を新たな政策目標に設定し、資金供給の規模を2年間でこれまでの2倍に拡大することを決めたと各紙が報じた。長期国債の購入拡大や緩和規模の明示を柱とする新たな追加金融緩和を実施。デフレ脱却の目安となる2%の物価上昇目標を2年程度で達成するため、3月に就任した黒田東彦総裁が唱える「量、質とも大胆な金融緩和」へと初会合で政策転換した。