街角景気、過去最高に並ぶ 5カ月連続で改善 3月 印刷
2013年 4月 09日(火曜日) 00:00
内閣府が8日発表した3月の景気ウオッチャー調査によると、3カ月前と比べた街角の景況感を示す現状判断DI(指数)は、前月比4.1ポイント上昇の57.3となり、5カ月連続で改善したと各紙が報じた。2000年1月の調査開始以来、06年3月と並び過去最高の水準。円安・株高で家計や企業の心理が上向いていることに加え、14年4月に予定されている消費増税を控え、住宅などに駆け込み需要が生じていることも寄与した。2、3カ月先の見通しを示す先行き判断指数は0.2ポイント低下の57.5と、5カ月ぶりに悪化した。円安による輸入価格上昇や電気料金値上げなどの懸念が出始めているという