企業倒産件数が22年ぶりに1000件割れ 3月東京商工リサーチ 印刷
2013年 4月 09日(火曜日) 00:00

東京商工リサーチが発表した3月の全国企業倒産状況によると倒産件数は前年同月比19.9%減の929件となり、3月として22年ぶりに1000件を割り込んだと各紙が報じた。負債総額は同52.3%減の1591億1000万円と半減した。負債総額は、4カ月連続マイナス。金融円滑化法に基づく貸付条件変更後の倒産が過去最多となる38件発生した。原因別では既往シワ寄せ(赤字累積)が9カ月連続で前年を上回った。「東日本大震災」が影響した「震災関連」倒産は35件だった。負債額別では100億円以上の大型倒産が、2012年9月以来のゼロだった。