IMF 日本の成長率を上方修正 財政出動で 印刷
2013年 4月 18日(木曜日) 00:00

各紙によれば国際通貨基金(IMF)は16日、世界経済見通しを公表した。日本の2013年の実質経済成長率は、前回(1月)から0.4ポイント上方修正して1.6%、14年は0.7ポイント上方修正して1・4%と予測した。大胆な金融政策と積極的な財政出動で、景気が押し上げられるとみている。IMFは、巨額の政府債務を抱える日本を特に名指しして、包括的な中期の財政赤字削減策が喫緊の課題だと指摘した。そのうえで、「持続的な景気回復と財政赤字の削減には、野心的な成長戦略と財政再建が不可欠だ」とも強調した。