鉱工業生産指数、4か月連続プラス 印刷
2013年 4月 30日(火曜日) 00:00

経済産業省が30日発表した3月の鉱工業生産指数(速報値、2005年=100、季節調整値)は、前月比0.2%増の89.8と、4か月連続で上昇したと各紙が報じた。基調判断は「生産は下げ止まり、一部に持ち直しの動きがみられる」から、「緩やかな持ち直しの動き」に上方修正された。基調判断の上方修正は2か月ぶり。円安基調で欧州やアジア向けの輸出が改善し、生産は全16業種のうち8業種で前月より上昇した。アジアや北米向けなどのサーバー用メモリーやアジア向けの合成ゴム、中国向けのスマートフォン用液晶やメモリーなどが全体を持ち上げたという。