景気判断2カ月ぶり上方修正、「緩やかに持ち直し」 月例経済報告 印刷
2013年 5月 20日(月曜日) 00:00

政府は20日に発表した5月の月例経済報告で、景気は「緩やかに持ち直している」として、基調判断を2カ月ぶりに上方修正したと各紙が報じた。米国向けを中心に輸出が持ち直しの兆しが見えていること、生産や収益も改善の動きが出ていることを反映させた。消費者物価も、円安による輸入物価上昇や価格競争がやや緩和していることなどから下落テンポが緩やかになったとの判断を加えた。政府の景気判断は今年に入り、4月を除き毎月上方修正されてきた。5月も、輸出や企業収益、生産の3項目を上方修正し、全体の判断を引き上げた。