3大銀、住宅ローン金利引き上げへ 0.2%程度 印刷
2013年 5月 30日(木曜日) 00:00

各紙によれば三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行の3大銀が、6月適用の「固定型」住宅ローンの金利を最大0.2%程度引き上げる方針を固めたことが29日、明らかになった。指標となる長期金利の上昇に伴う措置で引き上げは2カ月連続。安倍晋三首相の経済政策「アベノミクス」の第1の矢となった日銀の新金融緩和は、円安・株高を演出している。ただ、その一方で、国債市場は落ち着かず、庶民の一生の買い物を支える住宅ローンがあおりを受けている形。3行は市場実勢に応じて、主力の10年固定型の最優遇金利を0.2%程度上げ、年1.6%前後とする方針だという。