トヨタ、ビッグデータで交通情報 330万台分を解析 印刷
2013年 5月 31日(金曜日) 00:00

トヨタ自動車は29日、車両から集めた位置や速度などの膨大な情報「ビッグデータ」を基に、交通量や通行可能な道路を知らせる交通情報サービスを開発したと発表したと各紙が報じた。6月3日から自治体や企業に提供する。車の流れを改善するほか、災害時には被災状況の把握や復旧対策に役立つという。トヨタが提供する「ビッグデータ交通情報サービス」は、純正カーナビゲーションを搭載した約330万台の車両を通じて収集したデータを解析する。道路の混雑状況を地図に示したり、災害時には通行可能な道路や避難所の位置を表示したりするという。