2020年に炭素繊維の車実現 名大に研究拠点整備 印刷
2013年 6月 26日(水曜日) 00:00

各紙によれば名古屋大は25日、鉄より軽くて強い炭素繊維を自動車の素材として実用化を目指す研究施設「ナショナルコンポジットセンター」の開所式を開いた。経済産業省が産学連携で進める研究プロジェクトの拠点となり、2020年を目標に量産車の実現を目指す。プロジェクトにはトヨタ自動車や三菱自動車、東レや三菱レイヨン、東大などが参加。施設には自動車部品を炭素繊維で製造する国内最大級の設備を整えた。短時間で部品が製造できるため、自動車向けの生産に適しているという。