日本のカメラメーカー、業績振るわず ニコンは大幅減益 印刷
2013年 8月 13日(火曜日) 00:00

世界第2位のデジタルカメラメーカーであるニコンは8日、2013年4-6月期の純利益が前年同期比72%減少したと発表したと各紙が報じた。コンパクトカメラやレンズ交換式カメラの需要が急減したために映像事業が低迷したことが響いた。14年3月期の売上高と純利益の予想も下方修正した。今回の決算はデジタルカメラ市場の劇的な変化を改めて浮き彫りにする。スマートフォンのカメラの品質向上と、写真を即時に共有できるアプリケーションの便利さに押され、デジタルカメラの需要はこれまでにないペースで落ち込んでいる。