九州電、クラゲ大量発生で苅田発電所新1号機停止 印刷
2013年 8月 15日(木曜日) 00:00

各紙によれば九州電力は14日、石炭火力の苅田発電所新1号機(福岡県苅田町、出力36万キロワット)が自動停止したと発表した。冷却水として海水を取り入れる取水口にクラゲが大量に押し寄せ、クラゲや海藻などを除去する装置が故障し、取水が困難になったため。クラゲが原因の停止は新大分発電所で1997年7月と07年7月に発生しており、今回で3件目。そのほか豊前発電所(福岡県豊前市)で13年7月ごろ、除去装置の故障を防ぐため発電出力を抑制して取水量を抑える事例が7件発生しているという。