グリー、純利益53%減 13年6月期、上場来初の減配 印刷
2013年 8月 16日(金曜日) 00:00

各紙によれば交流ゲーム大手のグリーが14日発表した2013年6月期の連結決算は、純利益が225億円と前期比53%減った。年間配当は14円と前期実績から16円減らす。減益決算と減配は08年の上場以来初めて。収益の柱である交流ゲームの課金収入が減った。不採算ゲームからの撤退に絡む特別損失も計上した。売上高は4%減の1522億円となった。海外は米国を中心にゲーム課金収入を伸ばしたが、国内が低迷したという。広告宣伝費や人件費が増え、営業利益は486億円と41%減った。事業の選択と集中を進めるため、採算の見込めないゲームタイトルの運営・開発をとりやめた結果、98億円の減損損失を計上したのも響いたという。