韓国戦時徴用訴訟 新日鉄住金が賠償応じる意向 敗訴確定の場合 印刷
2013年 8月 19日(月曜日) 00:00

朝鮮半島の日本統治時代に日本で戦時徴用された韓国人4人が未払い賃金などの個人補償を求めた訴訟で、被告の新日鉄住金(旧日本製鉄)が計4億ウォン(約3500万円)の賠償を命じられた7月のソウル高裁判決を受け、敗訴判決が確定した場合には賠償に応じる意向であることが、同社への取材で分かったと産経新聞が報じた。元徴用工の賠償請求権問題については、日韓両政府とも1965年の日韓請求権協定で解決したとの立場を取っており、同社の判断は今後の同種訴訟や国内世論に影響を与えそうだという。