電機6社 業績に差、交渉難航 横並び回答に限界も 印刷
2015年 3月 16日(月曜日) 21:52

各紙によれば日立製作所など電機大手6社の2015年春闘交渉は、基本給を底上げするベースアップ(ベア)を月額3000円とすることで事実上決着した。現行方式で要求を始めた1998年以降、過去最高額で歩み寄った。電機大手の労組は統一要求を掲げ、同一の回答を引き出すのが慣例。しかし、各社の業績には大きな隔たりがあり、横並びの交渉には限界も見え始めている。経営再建中のシャープ労組は3年連続で統一闘争から離脱した。