東京電力、カタール天然ガス火力建設を三菱商事と共同受注 印刷
2015年 5月 28日(木曜日) 00:49

東京電力と三菱商事は25日、中東・カタールで大型天然ガス火力発電所(出力約240万キロワット)の建設プロジェクトを共同で受注したと発表したと各紙が報じた。総事業費は約3000億円。東電が福島第1原発事故後、海外の新規大型発電プロジェクトを落札するのは初めて。海外事業の拡大で収益改善を図る。計画では、同国の首都ドーハの南部近郊に発電所を建設。発電した電力で海水を淡水化する施設も併設し、2017年から25年間、電気と水を供給する。