社長ら6人役員報酬返上 山手線支柱倒壊問題で JR東 印刷
2015年 5月 29日(金曜日) 00:04

JR山手線の支柱倒壊問題で、JR東日本は26日、冨田哲郎社長ら6人が役員報酬を一部返上すると発表したと各紙が報じた。冨田社長は「一歩間違えば大惨事に結び付く可能性があり重大に受け止めている。安全上の弱点を洗い出し、信頼回復に全力を尽くす」とするコメントを出した。同社によると、冨田社長が月額報酬30%を3カ月返上するなど、役員6人が報酬の一部を返上する。この他、工事担当部署の責任者だった嘱託社員を解職、社員5人を減給などの処分とした。