小売り大手、農業参入本格化 セブン&アイは特区で野菜、イオン、ローソンはコメも 印刷
2015年 6月 15日(月曜日) 23:15

各紙によれば小売り大手各社による農産物の自社生産が本格化している。セブン&アイ・ホールディングス(HD)は13日、農業の国家戦略特区に指定されている新潟市で、今秋にも野菜の生産を始めることを明らかにした。コンビニエンスストア大手のローソンやイオンは野菜だけでなく、コメの生産にも参入。各社とも鮮度と安全性の高い農産物を自社生産で安定的に調達する。セブン&アイは、傘下のセブンファーム新潟と地元の農家が提携し、農業生産法人設立時の特例を利用した「特例農業法人」を設立する。