国際学力テスト 日本、読解力低下 科学・数学は改善  印刷
2016年 12月 08日(木曜日) 22:25
経済協力開発機構(OECD)は6日、2015年に72カ国・地域の15歳約54万人を対象に実施した学習到達度調査(PISA=ピザ)の結果を公表した。日本の平均点は「科学的応用力」が前回12年の4位から2位、「数学的応用力」は7位から5位と共に順位を上げたが、「読解力」は4位から8位に落ち、平均点も22点下がった。文部科学省は読解力の順位低下の主な要因について「今回からコンピューターで解答する方式に移行し、操作などで不慣れな面があったためではないか。前回調査から大きく落ち込む理由は見当たらない」と説明する。